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4.公開鍵暗号へ
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- さて、先ほどの奇跡の錠前鍵の話しはどうでしたか?
もちろん、そんな不思議な錠前があるわけがありません。しかし、数字の上ではこうした不思議な錠前が存在するのです。
それが、この解説の目的であり公開鍵暗号方式です。
4.1 奇跡の錠前と公開鍵暗号方式
- さて、先ほどの奇跡の錠前ででてきた、閉める専用鍵と、開ける専用鍵について説明します。
公開鍵暗号では、閉める専用鍵を「公開鍵」と呼び、開ける専用の鍵を「秘密鍵」と呼びます。
- なぜ、閉める専用鍵を公開鍵と呼ぶのでしょうか?
それは、先ほどの解説の通り、堂々とばらまいても問題ないからです。そう、「公開しても問題がない」という意味で、「公開鍵」と名前が付いています。
また、開ける専用鍵は、あなたしか持っていません。あなた以外が持ってはいけない鍵と言えます。つまり、「秘密にする」という意味で「秘密鍵」と呼んでいます。
- 今後、特に断りが無い限り、閉める専用鍵を「公開鍵」、開ける専用鍵を「秘密鍵」として解説を進めていきます。
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4.2 公開鍵と秘密鍵の関係
- 公開鍵と秘密鍵との間には、とても密接した関係があります。
それは、秘密鍵から公開鍵が作られるという事実です。
- 秘密鍵を作ると、公開鍵が作られます。
つまり、秘密鍵も公開鍵も自由に作られるものではないのです。
- 秘密鍵から公開鍵を作るのは、とても簡単な作業です。
それほど時間はかかりません。
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4.3 そんなに簡単なら...
- 秘密鍵から公開鍵を作るのがそんなに簡単ならば、公開鍵から秘密鍵を作るのも簡単なのでは?
- 公開鍵から秘密鍵を作れるのならば、奇跡の錠前の話しが無意味になってしまいます。
開ける専用鍵以外では開かないはずなのに、閉める専用鍵から開ける専用鍵が簡単に作れるのならば、奇跡じゃなくて普通の錠前になってしまいます。
- しかし、作れないのです。
なぜ作れないかについては、開発者向け情報「技術情報」を参照してください。
- 厳密には、不可能ではありません。
しかし、閉める専用鍵から開ける専用鍵を作る、つまり、公開鍵から秘密鍵を作るのは膨大な時間がかかるのです。
- そう、これが今日の公開鍵暗号技術の基礎となっています。
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